
常磐会は、伊勢の地を拠点に、日本の伝統文化の継承と若い世代の健全な育成を目指して活動してまいりました。「常磐(ときわ)」とは、永遠に変わらないこと、いつまでも栄えることを意味する言葉です。その名のとおり、時代が移ろっても変わらない日本の心を、次の世代へ手渡していくことを願っています。
活動の中心にあるのは、毎月1日にしか味わえない伊勢の銘菓「朔日餅(ついたちもち)」を楽しむ朔日会です。古くから伊勢の人々は、毎月1日の早朝に神宮へ参る「朔日詣り」の折に季節の朔日餅をいただいてきました。常磐会では、この朔日餅を囲む会を通じて、伊勢の祈りと暮らしの文化を世代を越えた仲間とともに分かち合ってきました。
もうひとつの柱が、伊勢の祭りへの参加です。式年遷宮の御用材を運ぶお木曳(おきひき)や、二見の夏至祭など、伊勢に受け継がれてきた祭事に実際に足を運び、ご奉仕や参加を通じて文化の現場に身を置いてきました。観光として眺めるのではなく、担い手の一人として祭りに加わる――その体験こそが、常磐会の活動の核にあります。
私たちが大切にしているのは、知識として学ぶだけでなく、五感で体験し、世代を越えて語り合うことです。学生から人生の先輩まで、多世代が垣根なく集う場をこれからも育ててまいります。
伊勢と全国をつなぐ学びの場として、常磐会はこれからも一歩ずつ歩みを進めてまいります。私たちの活動に少しでもご関心をお持ちいただけましたら、ぜひイベントや公式LINEを通じてお気軽にご参加ください。