
2026年7月2日、東京・千代田区の西神田コスモス館(小ホール)にて、「7月 朔日餅を楽しむ会」を開催しました。伊勢の朔日詣りの習わしを東京でも分かち合おうと、常磐会が毎月続けている集まりです。
7月の朔日餅は、笹の葉で包んだ「笹わらび餅」です。七夕の季節にふさわしく、笹の香りとわらび餅のやわらかな食感が、これからが本番の暑さに涼を添えます。よく冷やしていただく、夏らしい一品です。
朔日餅は、伊勢神宮の参道・おかげ横丁の老舗和菓子屋「赤福」が、毎月1日にだけ販売するお餅です。2月から12月まで、その月ごとに姿を変える11種類。地元・伊勢の有志の方々が早朝に買い求め、東京の私たちのもとへ届けてくださっています。
会では、朔日餅と伊勢神宮についてのお話に加えて、6月20日に参加した二見・夏至祭のこと、京都・祇園の便り、そして秋に控える神嘗祭の初穂曳きのことなど、伊勢をめぐるさまざまな話題を分かち合いました。第2部には交流の時間も設け、参加者どうしの語らいを楽しみました。
毎月の朔日詣りは、前の月を無事に過ごせた感謝と、新しい月の平穏を願う、伊勢の暮らしのリズムです。その節目を、和菓子ひとつを囲んで東京でも刻む――ささやかですが、続けることに意味があると考えています。
常磐会は、伊勢を拠点に、日本の伝統文化の継承と若い世代の育成を目指す会です。次の月の朔日会にも、どうぞお気軽にご一緒ください。