9月1日は朔日詣り|一年に一度の「萩の餅」と、実りの秋のはじまり|ニュース|常磐会(ときわかい)
9月1日は朔日詣り|一年に一度の「萩の餅」と、実りの秋のはじまり
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9月1日は朔日詣り|一年に一度の「萩の餅」と、実りの秋のはじまり

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2026年8月26日

伊勢には、毎月1日の早朝に神宮へ参り、ひと月の無事に感謝して新しい月の平安を祈る「朔日詣り」の習わしがあります。9月1日の朝も、夜明け前から多くの参拝者が参道を歩きます。

9月の朔日餅は「萩の餅」

朔日詣りの朝の楽しみのひとつが、赤福が毎月1日にだけ販売する「朔日餅」です。9月1日に並ぶのは「萩の餅」。収穫のよろこびを祝う、馴染み深いおはぎです。

つぶ餡のおはぎ。形と色を萩の花に見立てたことが名の由来とされています(写真は一般的なおはぎ。Ocdp, CC0, via Wikimedia Commons)
つぶ餡のおはぎ。形と色を萩の花に見立てたことが名の由来とされています(写真は一般的なおはぎ。Ocdp, CC0, via Wikimedia Commons)

丁寧に炊き上げたつぶ餡の形や色を、咲きほこる萩の花に見立てたことが「おはぎ」という名の由来とされています。ほんのり塩味をきかせた素朴な味わいです。萩は秋の七草のひとつで、草かんむりに「秋」と書きます。

萩(ミヤギノハギ)の花(写真: KENPEI, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons)
萩(ミヤギノハギ)の花(写真: KENPEI, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons)

朔日餅のはじまり

朔日餅は、朔日詣りの参拝客をもてなそうと、赤福が昭和53年(1978年)2月に売り出した月替わりの餅菓子です。お正月を除く毎月1日だけ、2月から12月まで11種類が順にめぐります。消費期限は当日限りで、その日のうちにいただく味です。

朔日餅の包み。掛け紙に「本日中にお召し上がり下さい」とあります(常磐会撮影)
朔日餅の包み。掛け紙に「本日中にお召し上がり下さい」とあります(常磐会撮影)

八朔から、実りの秋へ

8月1日の「八朔粟餅」は、五穀豊穣を祈る八朔参宮の習わしを受け継ぐ菓子でした。実りを祈る8月から実りを祝う9月へと、朔日餅は移り変わります。そこには、伊勢の一年の流れが映っています。

東京でも、9月2日の夜に

翌9月2日(水)の夜には、東京・千代田区で「朔日餅を楽しむ会」を開きます。伊勢の有志の方々が朝に買い求めた萩の餅を、その日のうちに東京で味わう集いです。お申し込み方法など、詳しくは参加募集の記事をご覧ください。会の冒頭では、次のスライドを投影します。

https://www.isetokiwa.jp/slides/tsuitachi-kai-2026-09/

常磐会は、伊勢を拠点に、日本の伝統文化の継承と若い世代の育成を目指す会です。9月1日の朝は伊勢で、2日の夜は東京で、秋の始まりをご一緒しましょう。

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