宇治橋|聖と俗を結ぶ、内宮の入口にかかる橋|ニュース|常磐会(ときわかい)
宇治橋|聖と俗を結ぶ、内宮の入口にかかる橋
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宇治橋|聖と俗を結ぶ、内宮の入口にかかる橋

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2026年6月9日

内宮の参道を歩き始めてすぐ、五十鈴川にかかる大きな木の橋を渡ります。これが宇治橋(うじばし)です。全長約100メートルのこの橋は、ただの通り道ではなく、日常の世界(俗界)と神さまのいます清浄な世界(聖界)とを分かつ、特別な架け橋とされています。

渡るときに心を整える

橋の両端には大鳥居が立ち、ここをくぐることで、私たちは身も心も正して神域へと入っていきます。橋を渡る間に、日々の雑事をそっと脇に置き、これからお参りする心構えを整える――そんな時間として歩んでみてください。

20年ごとの架け替え

宇治橋もまた、式年遷宮に合わせておよそ20年ごとに架け替えられます。古くなった橋を新しくすることで、神域への入口を常に瑞々しく保つのです。橋の両端の大鳥居には、遷宮で役目を終えた内宮・外宮それぞれの旧正殿の棟持柱(むなもちばしら)が再利用されると伝えられ、ここにも「ものを大切に受け継ぐ」伊勢の心が息づいています。

早朝、まだ人の少ない時間に宇治橋を渡ると、川面を渡る風と木の感触が、いっそう清々しく感じられます。内宮を訪れた際は、ぜひこの橋の上で一度立ち止まり、神域へ入る瞬間を味わってみてください。