式年遷宮とは|20年に一度、社殿を建て替える1300年の祈り|ニュース|常磐会(ときわかい)
式年遷宮とは|20年に一度、社殿を建て替える1300年の祈り
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式年遷宮とは|20年に一度、社殿を建て替える1300年の祈り

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2026年6月9日

伊勢神宮には、20年に一度、社殿や御装束神宝(ごしょうぞくしんぽう)のすべてを新しく造り替え、大御神に新宮へお遷りいただく「式年遷宮(しきねんせんぐう)」という大祭があります。約1300年前、持統天皇の御代に第1回が行われて以来、戦乱の時代の中断を経ながらも続けられてきました。

なぜ20年ごとに建て替えるのか

理由は一つに定まっていませんが、社殿を瑞々しく保つこと、そして宮大工の技や伝統の祭事を次の世代へ確実に受け継ぐためと言われています。20年という間隔は、技術の伝承にちょうど良い長さだとも考えられています。常に新しくあり続けることで永遠の生命力を保つ――この考え方は「常若(とこわか)」と呼ばれます。

8年にわたる祭儀

式年遷宮は、社殿のご用材を伐り出す「山口祭」に始まり、実に30以上の祭事を約8年かけて執り行います。御木曳(おきひき)や御白石持(おしらいしもち)など、地元の人々や全国の崇敬者が参加する行事もあり、伊勢の地全体が遷宮とともに動いていきます。

次回の遷宮

直近の遷宮は2013年(第62回)に行われました。次回・第63回の式年遷宮は2033年に予定されています。1300年続く祈りの営みが、今もなお、私たちの生きるこの時代に受け継がれているのです。